ロシアの政府機関である「クロノツキイ自然保護区」は、ロシアでもっとも歴史ある自然保護区です。
今回、東京農業大学『「食と農」の博物館』では、ロシアの特に極東地域の優れた景観と、生物多様性を誇る国立自然公園と自然保護区を、美しい写真で紹介する巡回展です。
また、極東地域の「シホテアリン自然保護区」では、森林総合科学科の山﨑教授が代表を務める日露協働(ロシア科学院、シホテアリン自然保護区事務所など)でのクマ類研究プロジェクトが2012年から継続されており、写真展と併せてその研究成果についても展開されます。
▼関連イベント
講演会①「世界自然遺産・シホテアリン自然保護区の多様な生きもの」
多様性に富んだ自然で生きるトラ、ツキノワグマ、アカシカ、シカなど写真・ビデオ・標本からトークにより紹介。
日程:2019年9月14日(土)
時間:11:00~12:00(午前)、13:00~14:00(午後)
対象:小学生以上、親子向け
定員:各回20名
講師:後藤優介(茨城県自然博物館資料課)
講演会②「ツキノワグマとヒグマが出会うとどうなるのか?」
ロシア沿海州のヒグマとツキノワグマは世界でも極めて希に同所的に生活しています。両種の生息環境の研究成果が解説されます。
日程:2019年10月5日(土)
時間:14:00~15:00
定員:30名
講師:山﨑晃司(東京農業大学森林総合科学科教授)
●日程:2019年8月23日(金)~10月14日(月・祝)
※月曜、月末最終火曜休み(月曜祝日の場合は開館、翌火曜休み)
●時間:10:00~17:00
●場所:東京農業大学「食と農」の博物館(世田谷区上用賀2-4-28)