レポート

「松陰神社前公園祭り」にいってきました。

2018年3月31日(土)快晴の中満開の桜たちの下で行われた、公園について考えるワークショップ『松陰神社前公園祭り』についてお伝えします。

 

松陰神社前公園祭りって?

せたがやンソンのニュースでも何度か取り上げた「松陰神社前公園祭り」。今や商店街を中心にいつも賑わいを見せている松陰神社前エリアにある公園やオープンスペースの使い方・デザインを考えるワークショップで、2017年の初めから約1年をかけて全4回行われてきました。5回目となる今回で最終回。これまでのワークショップで集まったアイデアたちが、実際に公園で行われていました。対象の公園は、松陰PLATの近くにあるふたつの公園。

 

 

黄色の滑り台がある「電車の見える公園」では、桜が満開! 桜の下で桜のぬりえと折り紙を楽しむ子ども達。真剣な様子で思い思いの作品を描いていました。

 


 

 



松陰神社前駅周辺のカフェやパン屋さんのコーヒーとお菓子が配られていて、桜満開の賑わった公園でお花見を楽しむ姿がたくさん見られました。

 


 

もうひとつの公園「このてがしわ公園」では、家具づくりのワークショップが開催されていました。木を切って、色を塗って、組み立てて出来たかわいらしい小さな椅子。この椅子は、現在松陰PLATの黒板前に置いてあるのです。公園の使い方は“いろいろ“だから、花がよく見れる場所で休憩したいからちょっと借りるねと、このてがしわ公園に椅子を移動させてもOKとのこと。ぜひ使ってみてくださいね。

 


 

また、このてがしわ公園にある植物たち、いつもきれいに育っていますよね。実は、私たちの知らないところで地域の方々が丁寧に丁寧に育てているんです。このてがしわ公園の植物たちは「ラベンダー」さんという団体が育ててくれています。今回は松陰神社前公園祭りに合わせてガーデニングの体験が行われていました。小さな公園でも、こうして人の力が加わって、知らないうちに居心地のいい場所となっているんだと、初めて知ったのです。

 

 

植え替えの様子を見つめていたら、公園で育っている“タイム”をいただきました!丁寧に育てられていたのが、香りに現れていました。

 


 

松陰PLATの前で行われていたのは、公園への”夢”を語るインタビューコーナー。笑顔で語る人。熱く語る人。公園が自分にとってどんなものなのか、公園でどんなことがしたいのか。それぞれが持つ夢が、どんどんと膨らみ続けていました。

 

 

いつもは眺めるだけだった場所に、地域の人びとが集まって賑わいを見せている。これがいつの間にかいつもの風景になって、いつの間にか眺めるだけの場所じゃなくなったら。と、私自身も公園への夢を持ち始めました。これからも公園がにぎわって、街の日常風景となりますように。

 

 

(はせがわ)
2018/04/16

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