2018年11月17日(土)~2019年1月27日(日) 砧【 世田谷美術館『ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械をつくった男』】

2018/11/20

イタリアの画家にして、デザイナー、さらには絵本を多数制作し、子どものための造形教育にも力を注いだ、ブルーノ・ムナーリの巡回展最終章が世田谷美術館で開展されました。
美術家、デザイナーとして、絵画や彫刻から、グラフィック・デザイン、インダストリアル・デザイン、絵本、著述と活動の幅広く、さらに70歳を過ぎる頃からは、子どものための造形教育に積極的に取り組んでいったブルーノ・ムナーリ。今回の展示は今年2018年の4月に神奈川県立近代美術館葉山で開幕し、イタリア国内の複数のコレクションから約160点を加えた全300点による、日本初となるブルーノ・ムナーリの本格的な回顧展となっています。作品の数々は、どんなジャンルのものであってもシンプルな考え方から作られており、大人から子どもも親しめるものとなっています。

展覧を記念して、関連イベントも目白押し。
イタリア人振付家・演出家、ルカ・ヴェジェッティによる繊細で遊び心あふれるパフォーマンスが、2018年11月30日(金)、12月1日(土)に。ブルーノ・ムナーリの著作の数々を翻訳している阿部雅世さんによる、ムナーリの言葉から考えるデザイン教育講演が、2018年12月22日(土)。展覧会のカタログと広報印刷物をデザインした加藤賢策さんを講師に行われる講演会は、2019年1月19日(土)に行われ、ブルーノ・ムナーリの作品の理解を深める機会が、会期中多く開催されます。関連イベントのお申し込み、詳細は公式ホームページをご確認ください。

●日時2018年11月17日(土)~2019年1月27日(日) ※毎週月曜日休館
●開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
●場所:世田谷美術館 1階展示室 (世田谷区砧公園1-2)
●料金:一般1000円、65歳以上800円、大高生800円、中小生500円 ※団体料金もあり
●関連URL:世田谷美術館

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