2011年3月11日に起こった東日本大震災から今年で8年。震災後から、日本の大きな祭典となるオリンピック前の生活を見つめる展覧会(2020年春に開催予定)のプレ企画として、キャロットタワー内の生活工房で2011年からの8年間を“東京で読みなおす”レクチャーとワークショップが開催されます。
大津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の震災後から人々の声やその土地の風景を記録し、作品制作を続けているアーティストの小森はるかさん、瀬尾夏美さん、そして身体を通じて震災の記録を継承する試みを行っているダンサー・砂連尾理さんを講師に、“震災後”と“オリンピック前”のはざまの時に、被災地の8年、東京の8年、そしてあなた自身の8年の日々を重ね合わせて、じっくりとふりかえる時を持ってみてください。
▼関連プログラム
『レクチャー「「2011年ー2014年 津波のあとの草はら」』
日時:2019年3月16日(土)14:00~17:00
『レクチャー「2015年ー2018年 復興工事とまちの再開」』
日時:2019年3月17日(日)14:00~17:00
震災直後の4年間と、復興工事が始まってからの4年間に分けて、
被災地における風景や人の変化を、アーティストが写真や映像とともにお話しします。
講師:小森はるか(映像作家)、瀬尾夏美(画家・作家)
定員:各日40名(申込先着)
参加費:各日500円
申込:1月25日(金)10:00から受付開始
『ワークショップ「“記録”から“フィクション”をはじめる/声に出す」』
震災後、避難所生活をする人びととの交流からパフォーマンス作品を
制作しているダンサーとともに、震災の記録資料を身体で読みなおす/声に出すワークショップ。
2019年3月23日(土)13:00~18:00
講師:砂連尾理(振付家・ダンサー)
定員:15名(抽選)
対象:中学生以上
参加費:1,000円
申込:1月25日(金)10:00より受付開始〜3月4日締切(必着)
●日程:2019年03月16日(土)〜
●場所:生活工房ギャラリー セミナールームA、セミナールームB(世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー)
●関連URL:世田谷文化生活情報センター 生活工房ウェブサイト