1919年静岡県浜松市に生まれた清川泰次は、独自の抽象画の世界を探求し、立体作品や様々なデザインを手がけ、ものの形を写すことに捉われない独自の芸術を探求した画家です。成城にある「世田谷会館分館 清川泰次記念ギャラリー」は、清川泰次のアトリエ兼住居を一部改築し、2003年11月に世田谷美術館の分館として開館しました。
今回は、清川泰次生誕100年の節目を迎え、ふたつの展覧会を通じ、清川泰次の約60年にわたる画業を二期に渡って展開されます。一期では、清川泰次が画家として歩み始めた1940年代から60年代半ばまでの作品を展示。画面から次第に具象的な形が消え、多様な線と色面を交錯させた表現へと移り変わっていくスタイルの変遷を見ることができます。お見逃しなく。2019年度一期展・二期展の会期中、来場者には生誕100年を記念して清川泰次の画業についてまとめた小冊子が配布されます。
▼関連プログラム
トーク「担当学芸員によるギャラリートーク」
展示の見どころについて解説。
日時:①2019年5月18日(土)11:00~ ②8月24日(土)11:00~
料金:無料(観覧料別途)、事前申込不要
●日程:2019年4月2日(火)〜10月6日(日)
●時間:10:00〜18:00 (最終入館は17:30まで) ※毎週月曜日休館
●場所:清川泰次記念ギャラリー (世田谷区成城2-22-17)
●料金:一般200円、高校・大学生150円、65歳以上/小学・中学生100円
※小中学生は土、日、祝、休日、夏休み期間は無料
●関連URL:世田谷会館分館 清川泰次記念ギャラリー ホームページ