下北沢を拠点に全国で活動する3ピースロックバンド・LOST IN TIMEが、来年15周年を迎えます。メモリアルイヤーに向けた今年は“温故知新”をテーマに掲げ、過去作を振り返る企画を開催します。
 
初回となる公演は6/4（土）・5（日）の2daysで、それぞれ1stアルバム『冬空と君の手』（2002年6月）、2ndアルバム『きのうのこと』（2004年6月）と、3rdアルバム『時計』（2005年11月）、4thアルバム『さぁ、旅を始めよう』（2007年3月）から選曲。
 
ベテランの域に達しながらも作品ごとに新鮮に、また青々としたむき出しの感情をさらけ出し続ける彼ら。それでいて積み重ねてきた確かな歴史を想わせる、どっしりと構えて語りかけてくる言葉や演奏に、どうしたって胸をわしづかみにされてしまいます。LOST IN TIMEの楽曲たちは、その時の自分にすっと寄り添い、心のどこかのBGMとして鳴ってくれる、そんな魅力があります。さまざまな経験を経て立つ現在地からどんな音を鳴らすのか、期待が募ります。
 
会場は彼らのホームである下北沢のライブハウス、CLUB Que（クラブ・キュー）。大人になればなるほど、音楽やライブイベントなどから離れていくという声を周囲から聞くようになりますが、今敢えて小さなライブハウスにこもる熱気を体感して、心のデトックスをしてはいかがでしょうか。5月病から抜け出したい。もうちょっと頑張れるように勇気をもらいたい。そんな方にもお勧めしたいバンドです。
 
チケットは発売中ですが、急いでチェックすることをおすすめします。
 
（テキスト：編集部伊藤）