市井の人々が記録した、昭和の世田谷。“穴アーカイブ”は、昭和30-50年代にかけて家庭用に普及した「8ミリフィルム」という映像メディアに着目し、その収集を昨年度から取り組んでこられました。今年度ご提供いただいたフィルムの一部が、10月30日にお披露目されます。
第二回目となる今回は、昭和30年代の井の頭自然文化園、昭和36年の向ヶ丘遊園のウォーターシュート、新居ができるまでの様子、世田谷観音での節分などが上映される予定です。
誰かの記録が、ほかの誰かの記憶になる。そんなスクリーンを囲むひとときを愉しんでみてはいかがでしょうか。
※当日はデジタル映像を上映予定です。
◆『穴アーカイブ:an-archive』って何?
かつての世田谷の町並みや暮らしぶりが記録された8ミリフィルムを、収集・公開・保存・活用していくアーカイブ・プロジェクト。記録の「穴」を手がかりに、それぞれの記憶と想像を持ち寄って、みえない景色をみる試みです。これまでの活動の様子は、穴ブログもご覧ください。
●日程:10月30日(日)
●時間:14:00~15:30
●会場:生活工房4F ワークショップB(東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー4F)
●入場無料・申し込み不要、直接会場へ