2月9日（土）〜2月24日（日）の期間、イラストレーター・塩川いづみさんによる宮沢賢治の詩にドローイングを描きおろした詩画集『春と修羅』の出版を記念した原画展とトークショーが古本屋nostos booksで開催されます。

塩川いづみさんは、東京を拠点に活動するイラストレーター。PILOTや無印良品の広告、一保堂茶舗やCLASKAのプロダクト、そして雑誌・書籍の挿絵などを手がけながら作品の発表も行なっています。そんな塩川さんが、宮沢賢治の詩作品である「春と修羅」に描き下ろしのドローイングを添えた『春と修羅』をtorch press（トーチプレス）から発売。宮沢賢治といえばご存知、「銀河鉄道の夜」、「セロ弾きのゴーシュ」など、数々の著名作を生み出した近代日本を代表する詩人・童話作家です。

『春と修羅』は、塩川さんが氏の言葉から浮かべた心象（イメージ）をドローイングし、テキストも自ら手描きすることで、相互の世界観が深く繋がり合った作品となっています。期間中は、塩川さんが描き下ろしたドローイング原画の展示販売とともに、宮沢賢治の著作や関連書籍が展開されます。また、2月11日（月・祝）には塩川さんとアーティストの小林エリカさんをゲストに、宮沢作品の一部朗読やテーマごとのトークショーも行われます。

詩画集、展示、トークショーから塩川さんの作品を味わい、新たな宮沢賢治の世界を感じてみてください。