昨日公開したはたらく人のインタビュー(鹿港・小林貞郎さん)で撮影を担当していただいた写真家の植本一子さんは、文筆家としても表現をされており、多くの支持をあつめています。
子育ての苦悩や恋人との関係など、みずからの生活を赤裸々に綴った鮮烈なドキュメンタリーである前作『かなわない』(2016年にタバブックスより書籍化)から1年。1月31日に発売された新作『家族最後の日』は、2016年の8月下旬に夫でラッパーのECD氏の癌が発覚した日から書き付けた日記「夫の場合」のほか、実母との絶縁の日を書いた「母の場合」、義弟の自殺について書いた「義弟の場合」の2本のエッセイと、日記期間中に撮りためた写真が収録されています。
発売を記念して、特設サイトがオープン中。また、2月7日(水)まで渋谷Nidi gallaeryにて写真展が開催されます。本書に収録されている写真だけでなく、未発表作品を多数展示予定です。そのほか出版記念に開催が予定されているトークイベントも見逃せません。
Nidi gallery 企画展植本一子写真展「家族最後の日の写真」
会場:渋谷 Nidi gallaery
日程:2017年2月1日(水)〜7日(火)
時間:13:00〜20:00
会期中は無休となります。
詳細:http://www.ohtabooks.com/sp/kazoku/
植本一子×窪美澄トークイベント「家族をめぐる対話」
会場:青山ブックセンター
日程:2017年2月18日(土)
時間:14:00〜15:30
料金:1,080円
イベント終了後、おふたりのサイン会も行われます。
詳細:http://www.aoyamabc.jp/event/uemoto-kubo/
トークイベント「『かなわない』と『家族最後の日』のあいだ」
会場:HMV & BOOKS TOKYO 6Fイベントスペース
日程:2017年3月2日(木)
時間:開場18:30 / 開演19:00
イベントは観覧フリー、自由席となります。トーク終了後のサイン会に参加ご希望の方はこちらの店舗にて対象書籍の購入が必要です。
詳細:http://www.hmv.co.jp/st/event/27646/
『家族最後の日』特設サイト
植本一子 ウェブサイト