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松陰PLAT—ここでしか出会えない8つの個性豊かなお店を紹介!
「ぷらっと」寄れる街のプラットホームとして2016年4月にオープンした松陰PLATは、暮らす場所、そして街歩きに訪れる場所として浸透しつつある世田谷線の松陰神社前エリアの新スポットです。今回はPLATでしか出会えないモノゴトに触れられる8つの個性豊かなお店をご紹介。駅から徒歩数秒に、電車の待ち時間などのちょっとした時間を有効に活用しながら立ち寄れる、世田谷ミッドタウンの情報を得られる拠点としても機能しています。
取材・執筆・編集 山田友佳里 / せたがやンソン編集部 撮影:平沼久奈(”hymy” family photo)
せたがやンソン
誰かの小さなきっかけとなる、世田谷ミッドタウンの総合案内所
1Fの最も駅に近い区画に位置する、世田谷ミッドタウンの情報に出会える街の総合案内所。松陰神社前を中心に世田谷を熟知したスタッフが常駐しており、街のオススメを教えてくれる。階段下の黒板では松陰PLATからのお知らせを伝える掲示板として日々更新中。時には街の人との文通が繰り広げられているのも微笑ましい。部屋に入って右の壁も黒板のように使うことができ、街歩きを記録したり、子どもたちのお絵描きの場になることも。左の有孔ボードが張られた壁は、展示用のレンタルスペースとして利用することが可能。案内を求めて訪れた人が新たな作品に出会ったり、これから活動を広げたいと思う作家の足がかりとしてもぴったりだ。「誰かの小さな起点になる場所にしたい」との想いから作られたPLATで、訪れた人や中で働く人を新たな場所につなげるハブを目指し、開かれた場所として期待されている。
街の案内所「せたがやンソン」
営業時間:10:00〜16:00
定休日:月曜日
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「duft(ドゥフト)」
ふと癒されに訪れたくなる場所
例えばチェーンの生花店では、価格が一定の花束が予め用意されているが、duft(ドゥフト)にはそれがない。なぜなら店主の若井さんは、ここでは買いに来た人自身が花とじっくり向き合い、どんな人にどんな気持ちであげたいかといった想いを巡らせ、そしてそんな要望を聞きながら一緒に選んでいきたいと考えているからだ。生花を店内中央のテーブルに集めたレイアウトは、どの角度からでも花が見られるようになっていて、様々な種類からお気に入りの1輪を見つけることができる。また、店内の什器は少し男性的でシンプルなドイツ風のデザイン。空間を作りこまなくても美しく、置く場所次第でその役割が決まる花本来の魅力を、最大限に発揮する表現を追求した形だった。日常的に花を買う習慣がなく、どう飾ればいいかわからないといった悩みで足が遠のいている人がいたら、まずは若井さんに相談を。そしてここでの花との会話をも楽しみに訪れてほしい。
花屋「duft(ドゥフト)」
営業時間:13:00〜19:00(変動あり)
定休日:不定休
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good sleep baker
夜にパンが買えるビアパブ
good sleep baker(通称「ぐっすり」)は夜遅くでも焼きたてパンが買えるビアパブだ。ビールの苦みが得意ではない人にもぜひ試してほしい国産のクラフトビールは、数多く展開されているなかから厳選したものを日替わりで常時3種開栓。パンはオープン時間から全種類が揃っていて、テイクアウトだけでなく、店内で注文することも可能。パンと一緒に焼き上げられるスイーツとビールを合わせてみるなど、すでにお客さんのなかでも様々な食べ合わせが楽しまれている。店主の小林さんは、「パンが好きな人が仕事帰りでも焼きたてのパンが買える場所にしたい」との想いで夕方からのオープンに決めた。店名の由来のとおり、「ぐっすり眠れて、明日が楽しみになるように」、仕事帰りもよし、犬の散歩の途中もよし、シメの1杯というのもいいだろう。その日の気分に合わせて自分なりの使い方ができる、街の寄り道スポットになりそうだ。
パンとクラフトビール「good sleep baker」
営業時間:17:00〜25:00(日曜日のみ15:00〜23:00)
定休日:水曜日
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