特集

新しい賃貸物件のカタチ -カスタマイズ賃貸のススメ-

持ち家だけじゃなくて借り暮らしももっと楽しく過ごせるように。そんな世田谷ミッドタウンでの借り暮らしを充実させたいという想いから始まった松陰工務店による「カスタマイズ賃貸」という賃貸住宅。流行の「リノベーション」との違いはなんだろう?自分の好みを反映させられる賃貸住宅の新しい流れをご紹介。

文・写真:松陰工務店

リアルな生活の気づきを反映

事例1 若林 Tさん

地元金沢から東京へお引越しをされたTさんは、東京にいる友人に連れられて一度訪れた、松陰神社前商店街の雰囲気が気に入り、世田谷ミッドタウンで賃貸物件を探していました。その頃、空室となりリノベーション工事が始まろうとしていた物件に出会います。

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改装予定のプランが自分の生活に合いそうなことがわかり、この部屋に入居を決めたTさん。工事も始まり空間の全体像が見え始めた段階で、現場を確認しながら、フローリング、キッチン仕上げなどを決めるために、松陰工務店のオフィスや現場にて打ち合わせを行いました。2度の打ち合わせで、壁、リビングのフローリング、トイレ脱衣室のフローリング、ロフトのフローリング、キッチン、キッチンタイルなどの仕様を決定し、着々とお引越しに向けて工事も進んでいきます。

工事が進み、部屋が出来てくると、これまで以上に新しい生活への想像力が掻き立てられます。すると、これまで気がつかなかった具体的なアイディアが出てきたりするものです。Tさんの場合は「下駄箱は作り付けの方が生活しやすそうだなぁ」ということでした。壁ができ、部屋の大きさや形が見えると、どんなレイアウトで生活をしようか、どんな家具を置こうかと考えやすくなります。今回のお部屋は玄関に十分なスペースはありませんが、玄関を上がってすぐ、キッチン入口との間に窪んだ小さなスペースが出来ていました。そこに目をつけたTさんは、自分で購入して下駄箱を設置するよりも、キッチンや部屋の印象にあった家具をスペースに合った大きさで作った方が、使いやすく素敵なんじゃないかな? と気づいてくれました。

そんなリアルな生活の気づきを反映させられることが、カスタマイズ賃貸の醍醐味です。Tさんの決断で、この部屋は他の賃貸物件よりも、個性的で、だけど使いやすい部屋になったはず。そう思うと物件としての価値も上がり、素敵なことですよね。そんな風に約1ヶ月間に及ぶ工事と、3回の打ち合わせを経て完成した部屋が、こちらです。

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なんの変哲もない賃貸物件がこのように生まれ変わるんです。そして、生まれ変わった部屋は、こんな風に使われています。

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