カスタマイズ賃貸とは？

既存建物の主な構造はそのままに、新しい価値を生み出すこと。既存の間取りでは実現できない生活・嗜好に合わせて、空間を再編集すること。それはつまり、一人ひとりにフィットする生活空間を、お部屋を改修し実現することです。

世田谷ミッドタウンの住まいを楽しく、持ち家だけじゃなくて借り暮らしももっと楽しく過ごせるように―　そんな想いから始まった松陰工務店が、借り暮らしの新しいスタイル、賃貸住宅の今をご紹介します。

「リノベーション」という言葉を、みなさんも耳にしたことがあると思います。冒頭にご紹介した3つの言葉は、リノベーションを説明したものです。昨今の空き家増加への国の対策だったり、40～50年前に建てられたヴィンテージマンションへの憧れだったり、理想の立地に自分好みの住宅を持つための手段だったりと、リノベーションは20年ほど前から日本国内でも徐々に広がり、今では多くの事例が雑誌やインターネット上で公開されています。

では、「カスタマイズ賃貸」という言葉を皆さんはご存知でしょうか？　リノベーションは購入物件など個人の所有物を改装し、自分の欲しい暮らしを実現するもの。というイメージが強いですが、賃貸住宅においても個人の生活や嗜好、想いを反映させながらリノベーションが可能な物件をカスタマイズ賃貸と呼んでいます。「賃貸なのに、壁を好きな色に塗っていいの？」「壁に直接本棚を固定してもいいの？」と思われるかもしれませんが、それを可能にするのがカスタマイズ賃貸です。でも、カスタマイズ賃貸って聞いたことないし、自分の好きな場所でそんな都合のいい物件なんて見つからないよね。と、思ってしまうかもしれませんが、実は世田谷ミッドタウンにもカスタマイズ賃貸の事例があるってご存知でしたか？

今回は、松陰工務店が取り組むカスタマイズ賃貸によって、自分好みの住まいを手に入れたお二人を紹介したいと思います。