特集
この春誕生!暮らしのちいさな起点に出会える場所「松陰PLAT」
世田谷ミッドタウンの中心に位置する松陰神社前に4月24日(日)、新しい場所「松陰PLAT」が誕生します。手仕事の温もりや丁寧にしつらえられたモノに触れること、それらを生活に取り入れることが当たり前の価値観となることを願い、その想いに共感した作家さんやお店が軒を連ねることになりました。今月の特集では、「松陰PLAT」プロジェクトの概要をいち早くお伝えします。
文章:せたがやンソン編集部 写真:松陰PLAT
地域住民と共に育む
松陰PLATの今の目印といえば、踏切そばに設置されている大きな黒板。子どもにも大人にもなじみがある「黒板」は、松陰PLATからのお知らせや街の人への呼びかけを目的に置かれましたが、ひと昔前ならどこの駅にもあった伝言板のように落書きやメッセージが自由に書き込まれ、日々盛り上がりを見せています。お互いの顔は見えないけど、ここを通りかかったという共通点でユニークなコミュニケーションが楽しまれているのが、松陰神社前ならではなのかもしれません。
建設中から街の人に情報を開き、完成するまでの過程も一緒に楽しんでもらおうという目的で、昨年11月から月に1回イベントが開催されてきました。昨年末のお餅つき会や、工事を担当する笠倉建設の大工さんが鬼に扮して登場した節分の豆まき会などは、地域の小さな子どもたちやお母さん、通りすがりの老若男女も参加して大盛り上がり。3月26日(土)に開催された「ワックスがけワークショップ」では、完成間近の松陰PLATの2階で、一般公募の参加者とともに床の最後の仕上げを行いました。
松陰PLATはいよいよ4月24日(日)にオープン。1階には花屋「duft」、夜のパン屋とクラフトビールの店「good sleep baker」(5月下旬予定)、そしてせたがやンソン編集部が案内人として、2階には服飾デザイナー「FreEk Show」のアトリエ、世田谷のセレクトショップ「fridge setagaya(仮)」、革作家「CIDER」のアトリエ、そしてカフェとギャラリーの「タビラコ」の入居が決まっています。
松陰PLATは、日常にふとした彩りを添えるきっかけや、大切な人へ贈りたいモノ、子どもたちにとって一生の思い出になるかもしれない、そんな素敵なモノゴトに出会える場所です。オープン当日は一般の方も参加できる内覧会が開催される予定なので、ぜひ足を運んでください。この春、松陰神社前で新しい物語が始まります。
松陰PLAT
住所 〒154-0017 東京都世田谷区世田谷4-13-20
問合 contact[at]shoinplat.com (担当:伊藤)
ウェブサイト
http://shoinplat.com/