6/18(土)〜7/2(土)梅ヶ丘・松陰神社前【RIKO OGATA cawaikunai exhibitionーかわいくない展】

2016/06/07

ががけべ
gagakebe_tricolore

 
現在二子玉川を中心に活躍の場を広げているアーティスト、おがたりこさんの個展が、梅ヶ丘のF★E★Pと松陰神社前のマルショウ アリクの2拠点を会場として開催されます。
 
おがたりこさんは1994年に世田谷区で生まれ、2007年よりアート活動を展開。これまで、いつも笑顔のクマの「はるくまくん」や、謎の生き物「ががけべ」など、多くの人に愛されるキャラクターを生み出してきました。
 
会場のひとつであるF★E★Pは、おがたりこさんの作品が生み出されている創作スペースでもあります。作家自身が普段創作に挑んでいる場所で作品そのものに触れるという体験は、考えてみるとすごく貴重な機会かもしれません。F★E★Pでは大きめの作品を中心に、マルショウ アリクでは小さめの作品を中心に、それぞれの空間とのコラボレーションもお楽しみに。もちろんどちらも開催期間中の飲食利用は可能です。
 
最後に、開催にあたり、今回の個展の会場のひとつであるF★E★Pの代表、小林玲子さんのコメントをご紹介します。
 
 
F★E★P代表 小林玲子さん(Facebookページより転載)


RIKO OGATA cawaikunai exhibitionーかわいくない展、18日までもうすぐです。すでにアーティストおがたりこをご存知の方々から「なぜ、cawaikunai exhibition-かわいくない展?」というご質問がありました。おそらくアーティスト本人も彼女の作品もsweetな印象がまず最初にあるのでしょう。実際その通りです。ある意味全くその通りなので、強めた肯定の反語でもありますが、今回はアーティストとしての彼女の作品を今までと違うアングルから見て欲しかったからです。
おがたりこの福祉アート(アウトサイダーアートなど諸々カテゴリー名は浸透していますが、、、)としての活躍はこの1年くらいで少しづつ浸透してきていますが、少しだけ心を白紙に戻して今回は作品を見てください。
新作の「ガガケベ」はユーモアとカオスに満ちた作品で、今という時間を象徴するものになっています。今という混沌とした時代にユーモアやシニカルなセンスは必要です。おがたりこの中から出てくる不思議な形が私たちの不安にリンクして、ひとつひとつのとぼけた表情が気持ちを救ってくれる、そんな体験をしてください。
そして、作品を描いている時の彼女の横顔はけして可愛くありません。真剣だから。真剣に何かに向き合っている時、人はまず最初に可愛くないのです。
だからcawaikunai exhibition...


 
こちらも併せてご覧ください。
F★E★P代表 小林玲子さん はたらく人のインタビュー
マルショウアリク 廣岡好和さん はたらく人のインタビュー

【RIKO OGATA cawaikunai exhibitionーかわいくない展】

●おがたりこ

1994年世田谷区に生まれる。ダウン症。2007年よりアート活動を展開し、個展やグループ展など30回以上の出展をおこなう。「ロバミュージアム2012」しりあがり寿 個人賞受賞、「ロバミュージアム2013」KIKI 個人賞受賞。
●期間:2016年6月18日(土)〜7月2日(土)

※18日(土)は13:30〜18:30はF★E★Pにてレセプションを開催予定。その後、第二展示場であるマルショウ アリクに移動予定

●第一展示場:マルショウ アリク(東京都世田谷区世田谷4-2-12)

営業時間:17:00〜23:00(月曜定休)

TEL:03-6432-6880

●第二展示場:F★E★P(東京都世田谷区梅丘2-8-13 1F)

営業時間:12:00~19:30(日曜・月曜定休)

TEL:03-5799-6995

RIKO OGATA cawaikunai exhibitionーかわいくない展 Facebookページ

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