特集

世田谷ミッドタウン MEET THE MEAT マップ

寒くなると温かい食べものが恋しくなりませんか? ジュワッと焼ける音と香ばしい匂いに食欲をそそられるお肉料理。焼肉、ステーキ、ハンバーガー、焼鳥、唐揚げなど様々なお肉料理が楽しめる世田谷ミッドタウンのお店全15選をご紹介します。心までホカホカになる美味しいお肉料理に出会えますように。

構成・文章・写真:せたがやンソン イラスト:オガワナホ

三宿|FUNGO
素材を味わうアメリカングルメバーガー

交差点を挟んで世田谷公園の斜向い、青い店構えが目印の「FUNGO(ファンゴ)」。近隣の住民たちが散歩がてら立ち寄り、テラス席にはペット連れも多い。文字通り、三宿の人々の交差点として大切な場所の一つになっている。ハンバーガーとサンドウィッチの豊富なラインナップのなかでも、常に上位の人気を誇るのが「ベーコンチーズバーガー」。上からレッドチェダーチーズ、自家製ベーコン、アメリカンビーフ100%のパテ。肉と野菜の間をグリルオニオンが絶妙につなぎ、フレッシュトマトとレタス、タルタルソースをトーストしたバンズがどっしりと受け止める。ボリューミーでありながら最後まで飽きることなく食べられるのは、付け合わせのポテトに至るまで素材一つ一つの味を大切に引き出しているから。幅広い年代のお客さんがファンになるのも頷ける。お酒を飲める方であれば、ぜひビールと一緒にバーガーを味わってほしい。すっきりとした飲み心地が、バーガーの旨味をさらに洗練させてくれる。

FUNGO
住所:東京都世田谷区下馬1-40-10 1F
TEL:03-3795-1144
営業時間:9:00~20:00
定休日:なし
FUNGO ウェブサイト

 
 

駒沢大学|焼肉 千里
50年以上愛され続けているアットホームな焼肉屋

環七通りと弦巻通りの交差点という駅から離れた立地にも関わらず、地元の人に愛され続けている「焼肉 千里」は1965年オープン。4年前にリニューアルし、座敷と個室がある店内は壁面の民族衣装を使用した額装や煙突を飾るオブジェにもこだわられている。木曜〜日曜は二代目が、月曜〜水曜は三代目が営んでいる。三代目の河(ハ)さんは、朝鮮半島の伝統弦楽器ソヘグム奏者としても活躍。祖父母から受け継がれた秘伝のタレ、二代目が考案したたっぷりのネギとニンニクを揉み込んだ塩味が癖になる「もみシリーズ」が人気だ。「一里の日」(平日の月曜、火曜)は一人でも来れるようにと、3種のお肉を2枚ずつ盛り合わせたメニューも用意。牛骨スープで作るチゲ(鍋)、牛テールで作る温麺には根強いファンがいる。焼肉やキムチをチーズでフォンデュするこの店ならではの食べ方もおすすめ。キムチ、ナムルはオープン当初からすべて手作りで、かたくなに守り続けている自慢の味だ。

焼肉 千里
住所:東京都世田谷区上馬4-41-2
TEL:03-3418-7496
営業時間:17:30〜23:00
定休日:なし(臨時休業あり)

 
 

駒沢大学|BOWERY KITCHEN
どんな時も迎えてくれる“東京の食堂”での癖になる一品

“東京の食堂”と謳う「BOWERY KITCHEN」は、昼11時から深夜の3時までという営業時間の長さに加え、和・洋・中と幅広いメニューを取り揃えている。きっとどんな気分の時に足を運んでも食べたいものがあるだろう。1997年の開店時からほとんどメニューを変えていないというが、中でも安定した人気を誇るのが、「グリルチキンゴルゴンゾーラ」だ。その名の通り、鶏肉にチーズがたっぷりとかかるシンプルなメニューだが、濃厚なチーズに肉の旨みが絡み合った癖になる味。事実、このメニューを食べるために週1ペースで通っていたというスタッフもいるという。少し残ったチーズにパンをつけて食べるのもこれまた美味。肉がジュワッと焼ける音が聞こえ、香ばしい香りがたちこめるオープンキッチンに目を向けながら料理を待つ時間も至福のときである。ハンバーグや牛肉の赤ワイン煮など他にも多くの肉料理があるが、クスクスが入った「豚バラ肉の屋台焼き」も絶品。通い続けて、ぜひ自分なりのお気に入りをみつけてほしい。

BOWERY KITCHEN
住所:東京都世田谷区駒沢5-18-7
TEL:03-3704-9880
営業時間:11:00~27:00
定休日:なし
BOWERY KITCHEN ウェブサイト

 
 

駒沢大学|ステーキハウス ニューテキサス
気さくなマスターがいる懐かしい佇まいの老舗ステーキハウス

駒沢公園通りの老舗ステーキハウス「ニューテキサス」。懐かしいステーキハウス然とした佇まい、店内には数々の著名人のサイン。気さくな人柄のマスター中山さんは、1989年に前店主から店を引き継いだ。上質なオーストラリア産ショートグレインを使った人気の「テンダーロイン」は、さっぱりとした赤身肉で量を食べてもしつこさを感じない。「リブロース(写真は300g)」は、赤身と程よい脂肪のリーズナブルなステーキ。どれもスープとパンもしくはご飯とお味噌汁のセットメニューにすることも可能。ステーキ、ハンバーグ、チキンを少しずつ盛り合せた「ミックスグリル」は、常連さんのリクエストで生まれたという。毎月29日はお客様感謝デーとして、一部メニューを除き2割引で提供され、早い時間から客足が途絶えない。そして、大人しくできる犬の入店を認めている上お肉も提供されるため、犬からの支持も厚い。家庭的な雰囲気でお肉を楽しめる食卓がいつでもある、駒沢で愛される名店だ。

ステーキハウス ニューテキサス
住所:東京都世田谷区駒沢4-11-11
TEL:03-3412-9158
営業時間:17:00~23:00
定休日:火曜
※営業時間・定休日は変更となる場合があるため、来店前に店舗へご確認ください。

 
 

桜新町|ファインシュメッカーサイトウ
毎日丹念に作り上げるドイツ製法のハムとソーセージ

桜新町駅から東に約6分歩くと見えてくる、ガラス張りの入口にドイツの国旗。ソーセージのイラストが迎えてくれるのが、「ファインシュメッカーサイトウ」だ。常時30種類ほどのハムやソーセージを取り揃え、本場ドイツ製法にこだわり毎日丁寧に作っている。テイクアウトのお客さんも多いが、ドイツビールといただける「よりみちビールセット」や「ワンプレートセット」を店内で楽しむのもおすすめだ。ワンプレートセットには盛り合わせとソーセージをゆでた時のゆで汁を使った優しい味わいのスープも付く。日本では保存食というイメージが強いが、「ドイツ人は生製品という認識なんです」と話すオーナーシェフの齋藤さん。できたてのソーセージの香り高さに驚くかもしれない。肉の旨味と歯ごたえを堪能しながら、ビールやワインなどのお酒がどんどん進む。小さな子供にはトマトフレークの入ったスライスソーセージ「ミストラトマト」が人気。子供から大人まで、ドイツソーセージに魅了されること間違いなしだ。

ファインシュメッカーサイトウ
住所:東京都世田谷区新町2-10-13
TEL:03-5450-0505
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜、水曜
ファインシュメッカーサイトウ ウェブサイト

トップへもどる
Fudousan Plugin Ver.1.6.3